古い本棚だ。百科事典みたいに重厚な背表紙がずらっと並んでいる。膝までの手すりが飴色に光っていて、その先は大きな吹き抜けだ。六角形の部屋。そのうち4面が大きな本棚になっていて、その前に僕は立っていた。 おかしなことに気づく。 背表紙に金色で印…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。